故人の遺骨を永代供養にするときには、血縁でない方の遺骨と合祀墓や、納骨堂に合祀されます。ですので、一般的な、お墓とは違って遺骨を納骨する場所は永代供養墓と呼ばれています。永代供養墓に遺骨を納骨する方法は、合祀となっていますが、納骨するときに遺骨を骨壺から全て出して合祀した後に、供養して土に埋葬する方法や、33回忌を迎えたときなど前もって決めておいた期間は遺骨を個別に安置してから合祀する方法、遺骨の一部を安置して、それ以外の遺骨は合祀するという方法などがあります。永代供養墓に遺骨を納骨した後は、春のお彼岸や、お盆、秋のお彼岸に毎年合同で供養をしたり、年に1度だけ供養したり、月に1度のペースで供養したり、毎年命日に供養したり、祥月命日に供養したりと遺骨を管理している、墓地や、寺院によって供養の方法は様々ですので、遺族や、生前の故人の希望に応じた供養の方法を行っている墓地や、寺院を選ぶ必要があります。

費用についての内訳は、まず、永代に亘って供養をすることに対して発生する永代供養料があり、他には墓地の永代使用料や、納骨料、刻字料などがあります。納骨料とは、故人の遺骨を納骨するときに発生する費用のことで、納骨手数料としての意味合いが強いですが、納骨するときに行われる法要にかかる費用が含まれていることがあります。刻字料とは、墓誌に納骨した人の名前などを彫刻するときに発生する費用のことになります。他に、別途入会費や、年会費などが発生することがあります。